北海道だけじゃない!本州・九州・四国にもいる本土ギツネ。

むぎ雑記
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むぎちゃです。

先日夫が近くの神社でキツネを見たと興奮気味に報告してきました。

キツネがいた!

最初は発見場所が神社だけにお稲荷さんの化身かと思いました。

しかし、冷静になって考えると犬と見間違えたのではと思いいたりそう伝えたのですが……

ちゃんとしっぽが太くて顔がキツネだった!

犬説を覆すべく夫がググって見せてきたのは本州に生息する本土ギツネの存在。

え、本州にキツネっているの?

キツネといえば北海道しか浮かばなかった私はホンドギツネを調べてみることにしました。

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本土ギツネと北海道のキツネとの違い

本州、九州、四国に分布するキツネは本土ギツネ。

北海道に分布するキツネはキタキツネ。

両者ともアカギツネの亜種(諸説あり)なのですが微妙に違いがあるそうです。

北海道キタキツネの特徴

キツネと聞いてすぐに連想するのは北海道のキタキツネ。

ホンドギツネよりも全体的にやや大きく、耳の裏と四肢の足首の部分が黒いのが特徴です。

本土ギツネの特徴

腹部、頬、尾の先が白いのが特徴。

尾が黒いのもたまにいるそう。

キタキツネのような「黒いくつした」がない!

キタキツネと比べると全体的に小さいのも特徴だそうです。

昔話が証明する本土ギツネと人間のかかわり

私はTVで見る北海道の観光地やお土産パッケージの印象が強すぎて、キツネは北海道にしかいないと思い込んでいました。

けれどもよく考えたら神社にはお稲荷さんがいますし、昔話にはキツネもよく登場します。

そう言われたら「ごんぎつね」がそうか!

日本ではそもそも古来からキツネと人間は近しい存在だったみたいです。

本土ギツネの生息地

食性は季節や生息環境により変化する雑食。

基本的に里山から高山までの森林に住んでいます。

中には海岸などで暮らす個体も。

開発やタヌキ、野犬などの影響で、急速に数を減しているそうです。

最近はアライグマが急増してその犠牲になることも……

田舎とはいえ住宅街であるウチのご近所に現れたのもそういった背景があるのかもしれません。

子育てはおねえちゃんと一緒!

本土ギツネの子育てはユニーク。

繁殖期は12~2月頃(地域によって差あり)で妊娠期間は52日前後。

普通は1回4~5匹を出産するが、多いときには10匹前後を出産するようです。

超子だくさん!

そんな赤ちゃんたちのお世話を助けてくれるのが前年に生まれたメス。

本土ギツネはおねえちゃんが親を助けることが知られているそうです。

まとめ

本州、九州、四国に住む本土ギツネ。

北海道のキタキツネとはまた違った種類です。

彼らは森林に多く生息。

彼らの祖先は日本の昔話になる親しみやすさや信仰の対象になるほど人間と接していました。

しかし今は開発や天敵の増加などで本来のすみかを追われ住宅街にも姿をあらわすようになってきたと考えられます。

畑や家畜に悪さをすることも。

本土ギツネの数は徐々に減ってきているようです。

いろいろと考えさせられるキツネとの遭遇でした。

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