ドローンの練習方法どうしてる?飛行練習場と自宅シュミレーターのメリットデメリット

カメラ雑記
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むぎちゃです。

カメラマンの夫は撮影用にドローンを持っています。

夫です!カメラマンしています!

最近厳しくなってきたドローンの規制。

夫はスクールで資格を取得し、法規的なことはクリアしていたのですが、ドローンを自在に飛ばして映像を撮るようになるまで練習を重ねていました。

その時に困ったのが飛行練習をする場所

一昔前とは違い、ドローンはどこでも飛ばせるわけではありません

航空法はもちろん、その他の法律や条例なども絡んで複雑。

要するに超メンドクサイのね。

そんな夫は、ドローン練習場とシュミレーターソフトを利用していました。

それぞれ実際に使った感想やメリットデメリットをまとめたので、これからドローンの飛行練習をしたい初心者の方のためにざっくりまとめました。

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そもそも申請に10時間の飛行経験が必要だった

空港等の周辺の空域や人口集中地区の上空を飛行させる場合等、また、夜間や目視外等において無人航空機を飛行させる場合等には、地方航空局長の許可や承認が必要です。

国土交通省HPより

上記条件でドローンを使用するには現在のルール上、地方航空局長へ申請をしなければいけません。

人や建物などから30m以上離れて撮影する案件なんて稀。
自分の場合、許可は必然的に必要でした。

さらに、その申請するためには原則的にドローンの飛行操縦経験が10時間以上ないとできません。

縛りの多い中でこの10時間をいかにクリアするかが最初の課題でした。

そんなに飛ばせる場所がない複雑な事情

許可なくドローンを飛ばすには航空法の他、様々な法律や地域の条例などを調べて条件が合うところを見つけなければいけません。

例えば30m四方に何も見当たらない場所でも、地域の条例で禁止されていたり、地権者の許可が必要だったり……

しかも、現在の航空法外にある重量が200g未満のドローンは操縦経験10時間のうちに換算することができないという複雑さ……

なかなかの無理ゲー……

そんな練習すらままならなかった夫が見つけたのは、ドローン練習場とシュミレーターソフトでした。

ドローン練習場

夫と一緒に行った場所は滋賀の山奥にあるオートキャンプ場デルフリキャンプ

ドローン練習だけの利用もOKで、1機1日3,000円~利用可能です。

水田と山が広がるのどかな場所で、この田んぼ含む広大な上空が飛行可能。

夫はよく自前のコーンを設置して八の字飛行などの練習をしていたそうです。

スクールでの必須科目のひとつが八の字飛行でした。

せっかくなので再現してもらいました。

今回の練習機はMavic Mini。

200g以下のホビーローンですが、その方が操縦が難しいそう。

万一壊れてもイヤなので、10時間クリア後の練習はもっぱらこれです。

メリット

練習場を利用するメリットは、やはり実際にフライトができること

当たり前なのですが、愛機の操縦を肌で感じることは大切です。

ちなみに、全国には屋内施設の練習場もあります

実際に夫の行ったドローンスクールでは体育館のような場所で操縦練習をしていました。

体育館を借り切って練習する方もいるようです。

デメリット

ドローンは天候に左右されてしまうので、雨天や風の強い日は飛ばせません

屋外練習場の場合は天候が崩れる場合もあるので、わざわざ行ったのに練習できなくなることも……

練習とはいえ墜落事故は絶対避けたいですね。

屋内施設では天候は関係なく行えますが、操縦だけではなく撮影の練習としては屋内よりも屋外が個人的にはオススメだそうです。

良い映像を撮影する練習にもなりますし、何より楽しいです!

そして、バッテリー

施設によっては充電設備があるのですが、それでも本数自体が少ないとロスになります。

ドローンのバッテリーはすぐ無くなります。

しっかり練習するならフル充電+ありったけの予備バッテリー推奨です!

シュミレーターソフト

夫が購入したのはPCで使用するシュミレーターソフト

専用コントローラーも付いています

専用コントローラーを使ってパソコン画面上のドローンを操作します。

画像はなかなかキレイ。

メリット

実はこのシュミレーターで練習した時間は、申請に必要な飛行時間にカウントできます

つまり、このシュミレーターで10時間練習し記録を提出すれば申請条件はクリア!

家の中でPCとつなぐだけで練習できるので、天候や時間やバッテリー切れを気にすることもありません

ゲーム感覚で操縦練習ができるのですが、意外と難しいので夫は実機を操縦する方が簡単に感じたそうです。

空き時間にコツコツできるので、忙しい方にもオススメです。

様々なモードがあり、しっかりやれば十分練習になります!

デメリット

とはいえ実際の機体を操縦するわけではないのがやはりネック。

あくまで画面上での練習になるので実際とは感覚が異なりますし、屋外飛行に比べるとやはり面白みに欠けます

事故防止のためにも実機で飛行は必ずしておいた方が良いと思います。

そしてお値段が少々高い点もやや難。

ドローン自体も高いので、同時期に購入すると一気にお金を持ってかれます。

コントローラーが大きいのも収納に困る……

まとめ

練習場
  • 実機で飛ばせる
  • 屋内施設もある
  • 撮影の練習は屋外がオススメ
  • 屋外は天候注意
  • バッテリーはいっぱいある方が良い

シュミレーター
  • 自宅で練習できる
  • モードがたくさんあり、十分練習にはなる
  • 忙しい人、最短で申請したい人にオススメ
  • ソフトが高いのがネック
  • 実際とは感覚が違うので本番前に実機での練習は必須

夫の総評としては、どちらも必ず必要なわけではなくあれば便利

航空法やその他のルールに引っかからない場所が見つかればそこを利用すれば良く、難しい方はこういうものに頼ると時短になります。

そもそも論として、10時間ルールはただ飛行はすればいいという事ではなく、事故を防ぐために設けられた基準です。

シュミレーターのみでも申請はできますが、申請後でもいいので必ず実機で練習をした方がいいです。

ドローンで事故を起こさないためにもしっかり練習をして、ルールを守りながら安全に飛行していきましょう。

独学は時間がかかるので、早く安全に飛ばしたい方はスクールに行くと効率よく法律も操縦もしっかり学べますよ。

ご覧いただきありがとうございました。

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