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むぎちゃです!
先日、福井の知人がそば粉を送ってくれたのですが…
なんと、カメラマンの夫がそば打ちにハマってしまいました!
そば打ち……奥が深い!
電子レンジで玉子を爆発させて以来、家では皿洗い担当の夫。
私が風邪をひいたら迷わずコンビニに走る夫。
その夫を突き動かすそば打ち、恐るべし!
夫が語るそば打ちの魅力と、それに巻き込まれつつある家族の心境、そして初そば打ち体験後に初心者が揃えるべきだった道具を反省と共に紹介します。
夫、そば打ちに興味を持つ
ウチの家族はそば好きです。
昔は、おいしいそばを求めて旅をするぐらい大好きでした。
しかし、今はなかなか旅をすることもままならず そば旅もおあずけ……
そんな折に、越前そばで有名な福井の知人が そば粉を送ってくれました。
それに一番食いついたのが、今まで料理を作ることに興味を持ったことすらなかった夫。
なんでも、そば旅で会ったそばは微妙に夫の好みとズレていたとのこと。
おいしいんだけど決め手に欠ける…
故に、自分でその欠けている部分を満たしたいという欲が出てきたそうです。
理想のそばを作りたい!
夫、理想のそば
夫の理想のそばは以下の通り。
- 香がする
- 適度な弾力
- 麺にカドを感じる
特に香りの部分にこだわりがあり、そば茶やそばかりんとうのような強いそばの香りが譲れないそうです。
自宅でそば打ち初体験
注意:夫は失敗します
ということで、初心者のそば打ちの様子をお送りしたいのですが、先に言っておくと夫は失敗します。
とは言え、失敗の過程を反省点を込めて振り返ってみるので、これからそば打ちをはじめる方の転ばぬ先の杖としてご覧頂ければと思います。
個人的には悪くなかったと思うのですが、夫は理想とは程遠いから「失敗」とのことでした。
基本的な作り方(反省を込めて)
夫の理想は 十割そば なのですが、初心者には難しいということで 二八そばを作ることにしました。
まずは頂き物のそば粉(500g)と小麦粉(100g)を用意して大きめのボウルで混ぜ合わせます。
そば粉は道の駅で買ってくれたそうです!
次に水を250cc用意、2回に分けて加えるので最初は150ccくらいを回し入れました。
全体がポロポロのそぼろ状態。
水の量が足りてるのか心配になってきます。
残りの水を全部投入!
以外にもまとまってくれたのでひとまとめにできました。
さらに滑らかになるように2~3分練っていきます。
結構な重労働でした。
いよいよ伸ばし作業。
台に打ち粉代わりの小麦粉を振っていきます。
本当はそば粉の打ち粉がよかった…
めん棒で伸ばすのですが、はじっこが割れてきました。
やっぱり水が足りなかった!
あとで調べのですが、水の量は粉の種類や気温や湿度によって変化するらしく……そこは要経験。
好みの厚さまで延ばしたら畳んで包丁で切ります。
打ち粉が足りず切ったときに麺がくっつく。
包丁が短くて切りづらい。
どうやら打ち粉は盛大にふったほうがいいみたいです。
出来上がりはこんなかんじ。
均一に切れてるしいいんじゃない?
……(納得いかない)
いよいよ茹でていきます。
たっぷりのお湯に入れて優しくかき混ぜつつ今回は1分50秒で上げました。
ソッコーで冷水にさらすも、打ち粉不足で麺がくっついている部分もあり夫は渋い顔。
太いしブツブツに切れてる…
実食!反省!初心者の手打ちそば
見た目的にはこんな感じに仕上がりましたが、問題は味。
本当は出汁にもこだわりたかったらしいのですが、お腹もすいてきたので市販のめんつゆでご勘弁いただきました。
お味の方は、最初はどんなものが出てくるか不安だった私的には料理初心者にしてはよくやった!という感想。
そばの香りもそこそこするし、かためが好きな私はこれぐらいのコシでも全然OK!
小学生の子どもには、太くて短い麺は食べづらいようでスプーンですくって食べていました。
私と同じく味もモチモチした食感も好みだったようです!
しかし、夫は全く納得がいかなかった模様。
香も弱いし、そばじゃなくてうどん。
店で出てきたら間違いなくイラっとする。
あと、粉の全量600gは3人家族には多く、かなりお腹パンパンになりました。
料理初心者あるある「人数に対して適量が分からない」パターン!
次からは200gにしてがんばります。
あ、そっちも写真ざんねんだったから もっとがんばってな。
ハイ!
そば打ちの魅力
結果は失敗(夫判断)に終わりましたが、すっかりそば打ちの魅力にハマってしまった夫。
どうやら、単純な料理だからこそ無限の可能性があり、突き詰めたくなるというのが最大の魅力だそうです。
簡単じゃなくて、茹で上がるまでわからない。
答え合わせを焦らされるのもたまらないのだとか……
ちょっと何言ってるか分かんない……
そんなに好きならそば打ち教室に行けば?と勧めたのですが……
行かない!自分で調べたり試したりするのが醍醐味!
男のロマンってヤツなんでしょうか?
そば打ちを初めてするならこの5つを!
はじめてのそば打ちをした初心者の夫。
だからこそ欲しかったもの、次回購入したいものを夫が5つプレゼンしてきました。
1,そば打ちセット。
まず、打ち粉というものが必要という概念が夫婦ともになかったので、小麦粉で代用していました。
しかしそれが悔しかったらしく、次からはセットになっているものを購入したいとのことでした。
そば粉も2種類入っていて打ち比べするのにも最適!
2、長い麺棒
家庭用の短い麺棒は生地を伸ばすことに適していなかったそうです。
ウチのでは均一に伸ばすのが難しかった。
3、麺切り包丁
同じく家庭用の包丁では長さが足りず、切りにくかったとのこと……
お値段も見た目もイカツイ!
4、こま板
そば打ち職人さんが使うことでおなじみのアレです。
こちらも細く均一に切るために欲しいとのことでした。
プロが使うものにはやはり意味がある!
5、すくいざる
大きなボウル型のざるを使用していたのですが、それだとたっぷりお湯を沸かした鍋を持たなければいけず、やりづらいとのこと。
やけど防止のためにも欲しい!
まきこまれつつある家族的には…
そば打ちへの情熱は伝わりましたが、そば粉やグッズを検索しはじめた夫に一抹の不安。
アイテムが手に入ったら毎日そばを打ちそうな勢い……
確かに初心者にしては上手くいきましたが、毎日そばはちょっと……いや、かなり嫌。
自衛官からフリーカメラマンに転身した前科のある夫。
今回も好きが高じてそば職人に転職してしまうかもしれない!?
それはそれでおもしろそうw
以上、ハマる人はドハマりするそば打ち沼の恐ろしさの紹介でした。
ご覧いただきありがとうございました!
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